場所法とは?シモニデスのローマンルーム法

場所法はシモニデスが開発したローマンルーム法

場所法は、紀元前500年頃のギリシアのシモニデスが開発しています。

シモニデスは「ローマンルーム法(座の方法)」と命名していました。元々弁論術で使われていました。何をどう話しをするのかをあらかじめ決めて覚えておくために記憶術(ローマンルーム法)が使われていました。

このローマンルーム法(座の方法)が場所法の元祖であって、記憶術の元祖にもなっています。

場所法(ローマンルーム法)は、キケロ、クィンティリアヌスらも推奨しています。また作者不明ですが「ヘレンニウスへ」でも詳しく解説されている古典的な記憶術です。
シモニデス~記憶術の起源「座の方法(ローマンルーム法)」【古代ギリシア BC500年】

記憶術の歴史とはまさに「場所法」になります。

古典的記憶術の「ローマンルーム法(座の方法)」こそが「場所法」であり、現代でも進化し続けているのが「場所法」です。

場所法とは?

場所法は最も歴史が古く、古典的な記憶術になります。元祖記憶術こそ「場所法」です。

場所法は歴史が長いだけあって、様々な名称でも呼ばれています。一例を挙げてみますと、

  • 座の方法(ローマンルーム法、ロキ・システム)・・・シモニデス(記憶術の始祖)
  • 黄道十二星座・占星術的記憶術・・・メトロドロス
  • 記憶の劇場・・・ジュリオ・カミッロ
  • ルルの輪・・・ラモン・ルル
  • 記憶の輪・・・ジョルダーノ・ブルーノ
  • 記憶の劇場・・・ロバート・フラッド
  • 架空の場・・・ヤコブス・プブリキウス
  • ペグ法(かけくぎ法)・・・ウィンケルマン
  • 心像法、寓物法(ぐうぶつほう)・・・井上円了
  • 身体法、指法、時計法、部屋法、道法、建物法・・・基礎結合法
  • 鈴なり式記憶術・・・渡辺剛彰
  • 記憶術の宮殿、ジャーニー法・・・世界記憶力選手権

このようになっていて、これらは全て「場所法」になります。また場所法の系統なります。ちなみにこれらの記憶術は、当方のサイトで紹介しています。検索窓で検索してみてください。

場所法の仕組み

このような特徴のある記憶術の王道「場所法」ですが、では一体どういう方法なのか、原理や仕組みについてご説明します。

そもそも場所法とは「記憶の宮殿(記憶の場)」「イメージ」を使った記憶術です。場所法では、

  • 記憶する物事
  • 記憶の宮殿(記憶する場)

を、

を使用して「イメージ」で関連づけて覚えていくようにします。

やり方としては、

  1. 「記憶する物事」をイメージする
  2. 「記憶する物事」を、自宅などの「記憶の宮殿(記憶する場所)」に、「連想結合法」「基礎結合法」でイメージング

こうなります。まさに「イメージを使って覚える方法」になります。で、記憶術のほぼ全てが、こうしたやり方になっています。

場所法の本質は基礎結合法記憶術

そんな場所法の本質は基礎結合法という基本記憶術になります。
基礎結合法記憶術~記憶の宮殿を使う基本テクニック

基礎結合法こそが場所法(ローマンルーム法・座の方法)になります。

場所法はメモリーアスリートでも使う

場所法は歴史のある伝統的&古典的な記憶術になります。そのため多くの人に改良され、現在でも改良が続けられています。

ちなみにメモリーアスリート(世界記憶力選手権)や全米記憶力チャンピオンらが使用している記憶術も「場所法」です。「場所法」は記憶術の中でもっとも有名でもっとも使われている歴史ある王道テクニックになります。

メモリーアスリートでは、参加する選手らは記憶の宮殿に工夫を凝らしています。

場所法の詳しいことは、こちらでも書いていますので参照してください。
記憶術・場所法のやり方を図でわかりやすく解説場所法が上達するトレーニング・練習はこうやる場所法の7つの欠点・問題とその改善方法

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