連想力【記憶術のやり方基本】~イメージをつなげていく能力

連想力は記憶術に欠かせない

記憶術は暗記する技術です。
多くのことを短時間で暗記するテクニックが「記憶術」になります。が、この記憶術は、実のところ「3つの基本技術」から成り立っています。

それは

この3つです。
これらの基本テクニックは、それぞれ解説していますが、ここではまず最初に「連想力」についてお話しいたします。

連想力。
これは文字通り「連想していく能力」をいいます。

連想。
想像を連ねていくことですね。

ある一つのことに対して、関連することを頭の中にイメージや映像を思い描いて、どんどん広げていくことです。

連想とは、関連することを思いつくままに想像(イメージ)して広げていくことになりますね。

で、この連想の能力は、頭の中に映像やイメージを描くことが得意な人は、わりと簡単にできます。

ええ、実は、記憶術そのものが、脳内に映像やイメージを描く能力を使った記憶のテクニックでもあるくらいです。

ですから、映像やイメージを思い描くことができる人なら、連想してどんどん想像していくことは簡単にできます。

記憶術で連想力が必要な理由

記憶術では、連想力は暗記すべき対象を瞬間的に連想して想起させるときに役立ちます。

たとえば連続して、学校、机、エンピツ、ノート、消しゴム、黒板…と言われたとき、記憶術では、これらをたちどろこに記憶することもできます。

連想力がありますと、また高ければ、高速で暗記することも可能になってきます。高速に記憶できますと、

  1. 授業や講義中にライブで記憶することができるようになる
  2. 暗記学習の効率やスピードが上がるようになる
  3. 普段の会話において、その場で大事なポイントをを暗記できるようになる
このようなメリットが得られるようになります。

記憶術を使っているのですが、記憶の能力そのものが高いと、周囲には思われるようになり、あなた自身の評価の高さにもつながってきます。

学生なら本業である学業の成績がアップするようになります。ビジネスマンなら仕事ができる有能な人物に見られるようになるでしょう。

こうした「記憶が得意になる」恩恵を被るためには、連想力は記憶術の基本テクニックとなってきます。

で、連想力が高ければ高いほど、記憶術を素速くかつ効率よく使うことができるようになります。

連想力が身につくテクニック

しかし中には、連想していくことが苦手な方や不得意な方もいるかもしれませんよね。

また、記憶術が優れたテクニックであるとわかっても、習得する途中で行き詰まってしまう方もいるかもしれませんね。

しかし、連想といっても、無闇やたらに想像を広げていくのはないんですね。

やはり「連想するテクニック」という技(わざ)があります。ここでは、その「連想のテクニック」をご紹介いたします。で、連想のテクニックとは

  • グループ
  • 特徴
  • パーツ(部分)
  • 体験

という4つの事を踏まえて行っていくことになります。以下に、この4つのテクニックを詳しく説明いたしましょう。

グループ

グループとは、「同じもの」「同じ仲間」から連想を広げていくテクニックをいいます。見た目が同一な「属性」ということもできますね。

たとえば「学校」の場合、「建物」というグループの視点から連想をしていきますと、図書館、マンション、アパート、デパート、○○店…といったように、いくつかの建物を連想していくことができますよね。

同じ「属性」「カテゴライズ」の物ということもできます。

グループを踏まえることで、連想ができるようになり、連想力そのものが身につくようになります。

特徴

次に「特徴」ですが、これは「質」であったり「状態」であったりします。

「同じ特徴や性質」を手掛かりにして連想を広げていく技術です。

たとえばここでも「学校」を例に挙げると、「学校」では勉強をしますよね。

で、「学校」になりますので、「勉強」「学ぶ」ということを連想します。

その連想とは、机、鉛筆、ノート、学生、教室、塾、合格御守り、志望校○○・・・といったような連想ですね。

これらは「学校」の「性質」が「勉強・学び」であり、この「勉強・学び」をキーワードにした連想の広がりになります。

この切り口は一例ですね。

他にも、「友人・仲間」とか「部活」「競争」といった切り口から、「特徴」となるキーワードを見つけることはできますね。

パーツ(部分)

次の「パーツ(部分)」とは、連想していくテクニックそのものになります。

どういうことかといいますと、一つの対象を「細分化してパーツ化」し、そのパーツにおい「グループ」や「特徴」の視点から連想を広げていくことをいいます。

まさに「部分」とするくテクニックですね。いわば対象を細分化して、その細分化・部分化したものに、先ほどの「グループ」「特徴」といった切り口で、連想を広げていく方法になります。

たとえば、ここでも「学校」の場合を取り上げてみますが、校舎にある「時計」を見て、これをキーワードにして連想を広げていきます。

グループ化で連想をすれば「時計」ということになります。で、「時計」から連想を広げていきます。

たとえば具体的にあげますと、校舎の時計、腕時計、目覚まし時計、懐中時計、ストップウォッチ・・・といった具合ですね。このように連想していきます。

あるいは「特徴」を切り口とするならば、「時計のチャイムの音がする」ということから「音」を手掛かりに、ベル、木琴、笛、トランペット、シンセサイザー、スピーカー、CD・・・といったように展開していくことができます。

以上の例をご覧になると、「パーツ(部分)」のテクニックがおわかりかと思います。このようにやっていくんですね。

体験

最後の「体験」ですが、これは、対象に関することで自分が体験や経験したことを切り口やキーワードにして連想を広げていくテクニックをいいます。

たとえば「学校」の場合、「授業が眠い」ということを連想したら、「眠い」ということから連想を広げていきます。

眠い、睡眠、昼寝、熟睡、いびき、よだれ、枕、シーツ、ふとん…といったように展開していくわけなんですね。

ただし「特徴」の切り口は、関連性が乏しくなったり、抽象性が高くなるおそれがあります。

できるだけ、記憶する対象物との関連性があり、具体性をともなった「体験化」がコツになりますね。

4つのテクニックで連想力アップ

このように、連想は、

・グループ
・特徴
・パーツ
・体験

といった4つの切り口(視点、キーワード)から展開していきます。

これがスムースにできるようになると、あなたの連想力は高まっていることを意味しているんですね。

連想力は、記憶術を使う上で基本となる能力です。大事な能力。

記憶術を使いこなすためには、連想力のアップは必須になってまいります。ですので、まずは「連想力」を高めることが必要になります。

連想力は、想像力やイメージ力を瞬間的に作り出す能力にもなってきます。記憶術の習得においては大切な基本能力となります。