記憶術のやり方と原理
記憶術のやり方についてですが、まず「3つの基本スキル」を習得します。これは記憶術の基礎になります。それは、
- 連想(イメージ)
- 連結(つなげる)
- 変換(置き換える)
この3つをいいます。
これらは記憶術を使うための基礎ですね。また「記憶術の原理」でもあります。

連想(イメージ)
連想(イメージ)とは、脳内にイメージや映像を描いていく能力、つまり「想像力」のことになります。
ある言葉を聞いて、できるだけ多くのイメージを瞬間的に思い浮かべること。これが記憶術の土台(基礎)になります。
連想を広げるコツは「グループ」「特徴」「パーツ(部分)」「体験」という4つの切り口を使うことですね。連想力が高まるほど、暗記のスピードも上がっていきます。
連結(つなげる)
連結(つなげる)とは、記憶すべき対象を関連付けて覚える能力です。つまり「結合力」になります。
本来まったく関係のないもの同士でも、強引にイメージで結びつけることで、印象に残りやすくなり暗記しやすくなります。
たとえば「試験用紙に犬が突っ込んだ」のように、五感に響く刺激的な映像を作ることがポイントです。
この「関連付け記憶法」が記憶術の仕組みそのものを成り立たせています。
変換(置き換える)
変換(置き換える)とは、暗記対象を別のわかりやすいものに置き換える能力、いわば「置換力」なんですね。
文章・専門用語・数字といった抽象的で難解なものを、具体的でイメージしやすい事物に変換します。そうすることで、連想・連結の技術が活用しやすくなります。
いわば連想・連結をスピーディーかつ鮮明なイメージにするための補助スキルということになります。
数字なら「変換表」を作っておく、文章なら言葉単位に分解して置き換えるなど、対象に応じたやり方があります。
変換のスキルは重要です。ある意味、記憶術のキモ(要諦)となる部分です。
3つの基本テクニック
この「連想力」「連結力」「変換力」の3つを鍛えることが、記憶術を使いこなすための基本であり最重要ポイントになります。
記憶術とは畢竟
・イメージ(連想)
・つなげる(連結)
・置き換える(変換)
の3つのテクニックから成り立っているといえます。
ですのでこの3つの基礎・原理を習得し理解することが大事なんですね。記憶術ではまずこの3つの基本テクニックを習得することから始まります。
ちなみに記憶術講師の吉永賢一さんは、これらのテクニックを統合した「イメージ連結法」を考案しています。わかりやすくなっているのが特徴ですね。こちらにレビュー記事があります。
3つのスキルに基づく記憶術
で、この記憶術を成立させている3つのやり方と原理を下地にしたのが、次の記憶術です。
・基礎結合法
・連想結合法
基礎結合法&連想結合法
この2つは初歩的な記憶術といわれています。初心者向けですね。けれども非常に大切な方法です。「記憶術の基本」となる大事なやり方になります。それぞれの違いは、
- 基礎結合法・・・「覚えたい物事」のイメージを使って、あらかじめ用意した「覚える場所」に関連付けて覚える
- 連想結合法・・・「覚えたい物事」のイメージを使って、「覚えたい物事」に数珠つなぎにして覚える
ということになります。
どちらも「イメージで関連付けて覚える」
どちらも「イメージで関連付けて覚える」スキルです。が、イメージで関連付ける「対象」が異なります。しかし、この2つのテクニックは「イメージで関連付けて覚える」という点では、本質が同じです。
で、この2つの記憶術がわかれば「イメージ型記憶術」の全てがわかるといっても過言ではないほど重要なテクニックになります。
各種の記憶術の使い方
記憶術の基本となる3つのスキルのやり方と、記憶術の原理を理解し、基礎結合法と連想結合法がわかれば、記憶術の基本は大丈夫です。
次に各種類の記憶術のやり方を習得していきます。たとえば「場所法」は記憶術を代表する方法で、なおかつ最強の記憶術といわれています。場所法を習得できれば、記憶術の半分以上が使えるようになります。
けれども場所法もそうですが、基本は先ほど書いた「3つの基本スキル」と「基礎結合法」「連想結合法」になります。これらが記憶術の基礎・基本です。
で、記憶術には33種類ありますが大きく分けて2種類に大別できます。それは、
- イメージ型記憶術
- 非イメージ型記憶術
この2つです。こちらではこれら33種類の記憶術について総解説しています。
33種類の記憶術すべてを完全解説!
で、記憶術のほとんどは「イメージ型記憶術」になります。「イメージ型記憶術のやり方」が大半になります。またイメージ型記憶術が、一般的に「記憶術の基本」といわれていて、記憶術の情報、著書、講座などが出回っています。
さらにいいますと、「記憶術の応用」も、ほとんどがイメージ型記憶術に沿ったものになります。
イメージ型記憶術のやり方
イメージ型記憶術は、最初に書いた「3の基本テクニック」と「2つの基礎スキル」で対応できます。イメージ型記憶術には19種類あります。また変換記憶術は8種類あります。合計27種類がイメージ型記憶術になります。
- 基礎結合法(リンク法)
- 連想結合法(リンク法)
- イメージ連結法(吉永式記憶術)
- 場所法
- 記憶の宮殿
- 身体法
- 指法
- 時計法
- 建物法
- 部屋法
- 道法
- 鈴なり式記憶術
- マインドマップ記憶術
- メモリーツリー記憶術
- ドラゴン桜記憶術
- 物語法(ストーリー法:イメージ型)
- 絵コンテ法
- ペグ法
- PAOシステム
- 変換法記憶術
- 置換法記憶術
- 外連想法記憶術
- 分解法記憶術
- チャンク化記憶術
- 数字子音変換法
- 数字仮名変換法
- 文字変換法
場所法が王道の記憶術
イメージ型記憶術の中でも「場所法」は最も使われている記憶術になります。場所法は記憶術の元祖なくらいです。記憶術といえば「場所法」です。で、最高峰であり王道の方法になります。
場所法のやり方~誰でもできる4ステップ方法!
場所法で使えるようになると記憶術をマスターしたこととほぼ同じことになります。
場所法では「記憶の場宮殿」を使います。
「記憶する宮殿」は、暗記する対象物をイメージで関連づけて覚える「場」をいいます。場所法の「場」とは「記憶の宮殿」のことをいっています。
で、この原理が最初に挙げた
- 3つの基本テクニック
- 2つのスキル
そのものとなってきます。
説明するよりも実際に使ったほうが体感で理解できます。
「記憶の宮殿」作りがキモ
そもそも記憶術は、覚えたいことを身体や場所などに絡めて覚えていく記憶のテクニックです。で、イメージ型記憶術では「記憶の宮殿」を使うことが多くなります。
で、記憶術のやり方とは、まさに「記憶の宮殿」作りのことだったりします。
このことは記憶術を使ったことがある人ならピンと来ると思います。
ちなみに「ユダヤ式記憶術」を当サイトより購入されますと、「記憶の宮殿」や「場所法」に関する、ほどんど指摘されていないマル秘情報マニュアルを贈呈しています。
⇒ユダヤ式記憶術
記憶術は「イメージの仕方」が重要
イメージ型記憶術においては、場所法が最高峰になります。
しかし記憶術は、イメージを使って覚える技術になります。で、イメージの仕方がもっとも重要になります。イメージの仕方がうまくできないと、記憶術を使えないといっても過言ではありません。
もしイメージの仕方がうまくできない場合は、吉永式記憶術の「イメージ連結法」を学ぶことをおすすめします。
吉永式記憶術では、イメージするのが苦手な人でもイメージができるようにクイズ式でレクチャーしています。教え方も斬新ですが、記憶術で最も大事な「イメージの仕方」がわかるようになります。
吉永式記憶術は、こちらでくわしくレビューしていますので、ご興味のある方はお読みになってみてください。
非イメージ型記憶術のやり方
ところで記憶術の中でもイメージを使わないで覚える「非イメージ型記憶術」があります。これらの記憶術は3つの基本テクニックや基礎スキルをほとんど使いません。
非イメージ型は、
- ダジャレ(音韻)
- リズム(語呂)
- 規則(ルール)
といった方法で覚えるやり方になります。
非イメージ型記憶術には7種類あります。
- 語呂合わせ
- 頭文字法
- 物語法(語呂合わせ型)
- ユダヤ式記憶術(生命の樹)
- 感覚系記憶術(感覚刀痕術)
- 絵コンテ法(ハイブリッド)
- 論文式試験専用記憶術
これらですね。このうち「語呂合わせ」「頭文字法」は有名ですね。
すぐれた非イメージ型記憶術
が、実は知られざる優れた非イメージ型記憶術もあります。それが今し方少し紹介した
になります。
「ユダヤ式記憶術」は場所法などのイメージ型記憶術とはシステムが全く違っています。まさに「非イメージ型記憶術」らしい記憶術になります。
「ユダヤ式」は、著者独自の「記憶の宮殿」と言ってよい「生命の樹」という記憶のひな形を使います。けれども使い方は場所法の「記憶の宮殿」とは異なります。まったく違います。
ユダヤ式記憶術のテキストでは「生命の樹」の使い方を詳しく述べています。ちなみに著者自身が、自ら生み出した記憶術を使って東京大学をはじめ各種の難関資格に合格しています。
このマニュアルには、独自の「生命の樹(記憶の宮殿)」の使い方が掲載されています。ユニークな記憶術の一つです。
ユダヤ式は地味な感じを受けるかもしれませんが、歴史の流れ、論理関係のある物事、文章の暗記、要点の暗記などを得意とする新しい記憶術です。
まとめ
このように記憶術には、それぞれのやり方があります。イメージ型記憶術では「場所法」が代表格になり、「記憶の宮殿」の作り方と使い方がキモになってきます。
「非イメージ型記憶術」では「語呂合わせ」が代表格になります。また「ユダヤ式記憶術」も知られざる記憶術になります。これらの使い方は場所法などのイメージ型記憶術とはまったく異なるということですね。
記憶術は、それぞれのやり方があります。一つ一つの技法を学び習得していく必要がありますね。