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語呂合わせは難しい記憶術
語呂合わせ。
シンプルでありながら使い勝手のよい記憶術ですね。ほとんどの人が使ったことがあるはずです。
語呂合わせのことは、こちらでくわしく書きました。
語呂合わせは、誰でもスグに使うことができる便利な記憶術です。が、実のところ、覚える対象によっては「覚えられない」「覚えにくい」といった欠点のある記憶術だったりします。
語呂合わせの欠点については、上記の記事でも言及してあります。この記事では、語呂合わせの欠点について深掘りしてまいります。
語呂合わせで覚えられない?
語呂合わせは、要するにダジャレで覚えるやり方ですね。
面白い言い回しやダジャレになっていれば、誰でもスグ覚えることができてしまいます。語呂合わせの市販本もたくさんあります。非常に手軽で便利なんですね。
ところが、上記の記事でも紹介した通りでして、
- 覚えやすい「語呂」を作るのが難しい
- 語呂を作るのに時間がかかる
- 適切な語呂が思いつかない
- 複雑な暗記には向いていない
といったことが多々あって、これらがために、実際は使い勝手の悪い記憶術となることがあります。
語呂合わせで覚えようとして、下手に頑張って無理に語呂を作ると、かえって覚えにくいなってしまうことも多かったりします。
これらの欠点のために、語呂合わせは
- 意外と使いにくい
- 覚えるのが難しい
- せっかく語呂を作っても覚えられない
ということになることも多かったりします。
語呂合わせを使うコツは?
で、覚えやすい語呂を作るコツは?となると、これまた上記の記事で書いたとおりになります。
しかし覚えやすい語呂合わせを作るのは結構大変です。
そこで発想を変えて、「語呂合わせを活かせる対象のみに使う」というのがおすすめです。
実際のところ、覚えたいテーマによって記憶術を使い分けることは賢い使い方になります。私は、このやり方を推奨しています。
で、語呂合わせは、
- 歴史の年号
- 人物名
- 用語
- 数字
- 単純な事柄
といった事柄の暗記に向いています。
要するに、
・機械的な暗記
・棒暗記
のサポートとして語呂合わせを使うということですね。
このような使い方をすれば、語呂合わせは非常に重宝します。
語呂合わせで難しいことを覚える方法
しかし語呂合わせは、使い方によっては、難しいことや複雑なことの暗記もできるようになります。
上記でも説明した通りで、語呂合わせは、基本的に単純な事柄の丸暗記向けの記憶術です。
しかし、他の記憶術と組み合わせることで、非常にパワフルな記憶術となります。
たとえば、
- 場所法
- ユダヤ式記憶術
- 道法
- ストーリー法
- メモリーツリー
- マインドマップ
- 鈴なり式記憶術
といった記憶術と組み合わせると、覚えるスピードが高まり、覚える量も増えます。
ちなみに、これらの記憶術はすべて、当方のサイトで紹介しています。
場所法のやり方~誰でもできる4ステップ方法! ユダヤ式記憶術を徹底解説【レビュー・ネタバレ】~実際に購入したから言えること 宮口式記憶術のネタバレ・やり方~AI使用の記憶術大学[MDK]を徹底解明! ストーリー法(物語法)記憶術の3つのやり方と使い方 メモリーツリー記憶術~作り方・使い方を図解で説明 マインドマップと記憶術【トニー・ブザン】 鈴なり式記憶術~教科書の丸暗記に最適
ユダヤ式記憶術と組み合わせるのはおすすめ
このようなハイブリッドな使い方は非常に有益です。
中でも「ユダヤ式記憶術」と語呂合わせの相性はよく、組み合わせとしてはおすすめになります。
というのも、ユダヤ式記憶術はイメージを使った記憶術ではないからです。語呂合わせも実はイメージを使った記憶術ではありません。どちらも非イメージ型になりますので、属性が一致しています。
なので、ユダヤ式記憶術と語呂合わせの組み合わせはいいんですね。使い勝手がよくなる上、パワフルなハイブリッド型記憶術になります。
ユダヤ式記憶術については、こちらでくわしいレビューをしています。ユダヤ式を実際に使っていますので、参考になると思います。
また当サイトから購入していただいた方には、記憶術を組み合わせた使い方などを解説した12本のマニュアルを特典として付けてあります。ご興味のある方は、お読みになってください。
https://www.kiokuanki.com/fan/yudaya.html
まとめ
語呂合わせは、単純な事柄の暗記向けの記憶術であるため、実際は覚えられないことも多々あります。また使い勝手が難しく感じられることも多かったりします。
けれども
- 語呂合わせ・・・単純なことを覚える
- 他の記憶術(ユダヤ式記憶術)・・・構造や文章、体系の暗記に使う
といった使い分けと組み合わせをすれば、さまざまなことを覚える際に役立ちます。
語呂合わせ記憶術そのものは、受験や資格試験では役に立ちますが、ハイブリッドな使い方(組み合わせ)をすることで、さらに役に立ち重宝するようになります。