場所法「記憶の宮殿」使い回しテクニック

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場所法「記憶の宮殿」使い回しテクニック

場所法を使っているときに直面する問題が「記憶の宮殿」不足です。「記憶する場所が無い」ということで、「記憶の宮殿」が足りなくなる困った問題です。

「記憶の宮殿」不足に対しての一つの解決策はこちらにも書きました。
⇒記憶の宮殿の作り方
⇒記憶の宮殿が足りないときの増やし方

しかし「記憶の宮殿」を使い回すテクニックがあるのも事実です。

ただし、イメージ能力が長けた人向けのテクニックになります。

限定的な使い方になりますが、「記憶の宮殿」を使い回す方法についてお話ししたいと思います。

同じ場所の「記憶の宮殿」を使い回す方法

同じ場所にある建物(部屋)であっても、別の「記憶の宮殿」にしてしまう方法。

そんなことができるの?と思うかもしれませんが、できます。

それは「部屋の色を変える」というやり方です。

え?部屋の色を変える?
疑問に思うかもしれません。

でもできます。
で、これが同じ場所にある建物の「記憶の宮殿」を、別の「記憶の宮殿」にするテクニックです。

要するに「使い回す」秘訣です。くわしくご説明しましょう。

「記憶の宮殿」の色を変える

そもそも「部屋」といっても、実際は建物の中にある部屋を「記憶の宮殿」に使いますよね。

で、記憶術を使って覚える際、リアルの部屋は実はデフォルメされています。自分のイメージの世界の「部屋」になっています。

で、そのイメージの「部屋」は、「壁の色」が部屋のイメージのほぼ全てを決定しています。

壁の色が、記憶術で使うときの「部屋のイメージ」を決定しているんですね。

それを示す証拠がこちらです。

「記憶の宮殿」で使う部屋は色がポイント

たとえばこちらの部屋。
部屋の壁は「白」ですね。

 

ところが、同じ間取りでも部屋の壁の色を「ピンク」にすると、印象が変わります。

ご覧の通りです。

印象が変わるだけでなく、イメージの世界では「別の部屋」になります。

ついでにタンスやポスター、ゴミ箱、テーブルの色も、イメージの世界で変えてみます。位置も移動して変えてみるといいですね。

そうすると、まったく別の部屋になります。

記憶の宮殿の効率的な使い方

これが「記憶の宮殿」を使い回すやり方の一つです。「部屋の色替え法」と命名しています。斬新な記憶の宮殿の使い方です。

場所法を使うとき、イメージの中で「記憶の宮殿」を歩き回って、覚えたいことを関連づけて記憶していきますよね。

が、このとき無自覚のうちに部屋の色を「リアルの部屋」と同じ色にしています。

で、この「部屋の色」が、実は記憶の宮殿の特徴を決定付けています。間取りやレイアウトよりも「色」が大事なんですね。

同じ(ほぼ同じ)部屋の間取りであっても、部屋の色が違えば、別の部屋の印象になります。

このイメージの世界の特徴を逆手に利用したのが「部屋の色(部屋の壁の色)」を変えるテクニックです。

で、こうすることで「記憶の宮殿」の使い回しができるようになります。で、記憶の宮殿を増やすこと無く、効率よく使うことができるようになります。

記憶の宮殿の使い回しの問題

しかし、この「記憶の宮殿」の使い回しは、無限にはできません。限度があります。

色を変えるテクニックは、せいぜい2~3回が限度になると思います。

「部屋の色替え法」は、何回も使用することができません。これが問題でもあります。

これと関連して、場所法には知られざる欠点もあります。
場所法の7つの欠点・問題とその改善方法

記憶の宮殿を作らない新しい記憶術

ところが、場所法の欠点や問題を持たない記憶術もあります。

場所法とは全く異なるコンセプトで作られている記憶術です。

それが「ユダヤ式記憶術」です。胡散臭いと思われるかもしれませんが、さにあらず。

「ユダヤ式記憶術」は真っ当な記憶術です。
こちらにレビュー記事を書いていますので、くわしいことはご覧になってください。
ユダヤ式記憶術を徹底解説【レビュー・ネタバレ】~実際に購入したから言えること ユダヤ式記憶術の中身・やり方~生命の樹テンプレートを使う

記憶の宮殿の効率が良い記憶術

場所法はイメージを使った記憶術になります。「イメージ型記憶術」とも言えます。

ところが「ユダヤ式記憶術」はイメージを主体にしないで、知識の関係性によって覚えていく新しいタイプの記憶術です。「非イメージ型記憶術」になります。

しかも「記憶の宮殿」のように、覚えることが増えるにつれて「記憶の宮殿」を新設していく必要がありません。

「生命の樹」という図式が一つあれば事は足りてしまいます。

場所法のようなイメージ型記憶術しか知らない人にとって、このことは信じがたいことなのですが、場所法などのイメージ型記憶術とはまったく違うコンセプトで構成されているのが「ユダヤ式記憶術」になります。

ある意味「場所法が持つ欠点」を克服している記憶術ともいえます。

場所法+ユダヤ式は最強の記憶術

実のところ、場所法に「ユダヤ式記憶術」を取り入れると最強の記憶術になります。

そのことは、特典として付けている【場所法の欠陥と「場所法を進化させた方法」のシークレット講座】のマニュアルに書いています。

またここでは書いていない「記憶の宮殿を量産する方法や使い方」も記しています。

興味のあります方は、ぜひ手にしてみてください。

ユダヤ式記憶術を徹底解説【レビュー・ネタバレ】~実際に購入したから言えること

また場所法を改良して、記憶の定着率をアップし、資格試験や受験向けに作り上げた「宮口式記憶術」もあります。宮口式記憶術は「道法」という場所法の変化形を使っていますが、試験合格を目指すならば、おすすめの記憶術となっています。

実際に私も使っていて、こちらでくわしくレビューしています。ご興味があればお読みになってみてください。

宮口式記憶術【宮口公寿】のレビュー~実際に購入しているのでわかるその凄さ

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