感覚刀痕術~五感(視覚・聴覚・触覚)を活かした記憶術

感覚刀痕術

感覚刀痕術(かんかくとうこんじゅつ)」は「ワタナベ式記憶術」に登場する記憶術になります。
ワタナベ式記憶術【渡辺剛彰】

これはどういう記憶術かといえば、イメージの代わりに痛み・苦しみ・快楽といった感覚を想像しながら、記憶したい対象を暗記する記憶術になります。

いわば「感覚刀痕術」とは「五感活用型記憶術」とも言える方法になります。

五感の感覚(視覚・聴覚・触覚)を活かした記憶術ですね。

五感(視覚・聴覚・触覚)を活かした記憶術

感覚(視覚・聴覚・触覚)を活かした記憶術とは、五感活用型とも言えます。感覚器官活用型ともいえますね。

記憶術は主に

  1. イメージによる想像力(視覚)
  2. 音韻による語呂合わせ(聴覚)
  3. 体感による感覚記憶(触覚)
といった五感を利用したものが多くなります。

中でもイメージを使った右脳的なビジュアライズ式の記憶術が最も多くなります。このことは記「憶術のテクニック」というカテゴリでも詳しく解説してあります。

記憶術は想像力を工夫しして応用することで暗記効果をアップさせる記憶の技術ともいえます。

その想像力を、視覚、聴覚、触覚(感覚)といった五感を使っていくわけですね。

記憶術とNLP

五感または感覚器官活用型というのは聞き慣れないかと思いますが、これは人間が外部情報をキャッチする感覚器官をいいます。つ

まり、目・鼻・口・耳・触覚の5つの器官です。まさに「五感」のことですね。

この五感を活用した記憶術です。と説明してもたぶんいってもよく分からないかもしれませんね。

実は、人間はそれぞれの五感のうち、得意な感覚器官と不得意な器官があります。

案外、知られていませんが、人は五感に優勢があります。視覚が優勢であったり、聴覚に特性があったり、人によって五感を使う感覚器官に得意不得意があります。

実生活上、感覚器官は主に3つに分けられます。

  1. 視覚タイプ
  2. 聴覚タイプ
  3. 身体感覚タイプ

この3つに大体分類されてきます。

このタイプについては、NLP(神経言語プログラミング)でも分類しています。サブモダリティの概念ですね。

そしてそれぞれの感覚器官(五感)の得意不得意を踏まえて、使うことができる記憶術にも差異が出てきます。

ここでは、各種の優勢となっている感覚器官毎に、どの記憶術が合っているのかを説明いたします。

視覚タイプ

視覚タイプの人は、視覚が発達しています。視覚の五感が発達している人は、物事を視覚で受け止めることが優勢となっています。

物事をビジュアルに受け止め、映像的に解釈することを無意識のうちに行います。

物事を記憶する段階でも、視覚的な要素から脳にインプットしていくようになります。

実は現代人は、テレビやメディアの影響によって視覚の感覚器官が発達した人が多くなっています。ですので現代人は、実は記憶術を使いこなせる資質があります。

記憶術は、ほとんどの方法が映像的なテクニックを使っていきます。

ですから、現代人の多くは記憶術を使いこなせる素地があるといえます。

そして視覚の五感が発達している方は、これらのイメージ式が主体となっている記憶術がおすすめです。

聴覚タイプ

聴覚タイプの人は、聴覚が発達しています。

聴覚の五感が優性な人は、物事を音や響きの点から無意識に受け止めて理解もしていきます。

物事を音の響きやリズムで受け止める傾向があって、人が話した言葉や文字を記憶するのが得意だったりします。聴覚タイプの人は、コミュニケーション能力の発達した方も多く、言葉や音に敏感で得意とします。

このタイプの人は、記憶とは音やリズムを通して暗記していくようになります。そして聴覚タイプの人におすすめの記憶術が語呂合わせ式です。

しかし、聴覚タイプの人は、音読するころで暗記できることが多かったりします。

歴史の年号を語呂合わせで覚えるくらいで、テキストを繰り返し音読するのがおすすめかもしれません。

身体感覚タイプ

身体感覚タイプの方は、全身の皮膚感覚や身体動作の感性が発達しています。

身体感覚の五感が優位な人は、物事を身体感覚で受け止めていくのが得意であったりそういう傾向が多くなります。

身体感覚タイプの方は、肌触り雰囲気、身体の動作や運動、痛みなどの身体感覚を通して物事を理解したり記憶することが多くなります。

このタイプは身体を動かしながら物事を覚えようとすると効果が高まります。

記憶術としては身体感覚タイプの方法はワタナベ式にある「感覚刀痕術」というのが、それになります。

視覚タイプの「イメージ式」や、聴覚タイプの「語呂合わせ式」のどちらを使用しても、身体を動かしながらとか、また身体感覚を意識しながら活用すると、より記憶効果が高まります。

◎イメージ式が主体の記憶術

◎語呂合わせ式の記憶術

自分に合った記憶術を選ぶ秘訣は得意な感覚器官

このように人には、五感のうち、いずれかの感覚器官が発達していて、その器官を活用しながら、また依存しながら生活を送っています。

同時に、物事を理解したり記憶する経路も、視覚、聴覚、身体感覚のタイプによって、それぞれやり方が違っています。

そしてこの感覚器官(五感)の優勢差異に注目し、自分にあった記憶術を選び活用するのが、実は記憶術を使いこなす秘訣だったりします。

このことはほとんど語られてこなかったことですが、自分の得意とする五感を通して暗記することが大切だったりします。

ぜひともご自分にあった記憶術を選んで活用してください。