記憶力がアップする運動(有酸素運動)

軽い運動は記憶力や暗記力をアップさせる

運動によって記憶力や暗記力がアップすることは分かっています。実際、10分の軽い運動で記憶力がアップすることが、筑波大学の征矢英昭教授らの共同研究グループで判明しています。
⇒記憶力は「たった10分の軽い運動」でアップすることが判明

この研究結果で明らかなように、自転車のペダルをこぐような軽い運動を10分間行うと、記憶力がアップすることが明らかになったといいます。しかしハードな運動を行うと、そのハードというストレスによって、記憶力アップ効果はみられないといいます。

軽い運動は記憶力をアップさせる秘訣ともいえます。

運動によって生来の記憶力そのものは

とはいっても、運動によって、記憶力そのものを高めることはできません。運動をすることで記憶を司る「海馬」の神経細胞が活性し、学習効果や記憶力が高まるということですね。

これは理由が明快です。そもそも運動をすると身体の血流が活発となり、必然的に脳内の血液循環も良くなるからです。頭脳明晰の状態とは、血流が良い状態とも関連しています。ですから、記憶力を高めるためには、日々、適度な軽い運動を行うのがよくなります。

脳内の血液循環をよくするためには、筑波大学の実験結果にあった通りで、軽い運動がおすすめですね。軽い運動であるならば、そういう運動でも効果はありそうです。もちろんウォーキングのような有酸素運動でも効果はあります。

受験勉強時間を惜しんで運動をしないのは学習効率が下がる

一番よくないのは、受験生に多いタイプで、時間を惜しむあまり、机の前からほとんど動かないケースです。で、軽い運動を避けてしまう。これは最悪です。こうした「体を動かさない」勉強をしていると、脳の活動も悪くなり、記憶力も低下していきます。

記憶力だけでなく、理解力も下がっていきます。悪循環です。ですので、勉強だけに専念するのではなく、適度に身体を動かすことがおすすめになってきます。

こうしたことは昔から言われていますが、軽い運動が学習効果や記憶力アップに役立つことが、科学的に証明されたということですね。

記憶力をアップさせるおすすめの運動

記憶力を高める運動としては、いくつかありますが、大別して以下の2つの方法は効果があります。

有酸素運動系

誰でも手軽にすぐ始めることができるのは、有酸素運動です。
たとえば、

  • ジョギング
  • 水泳
  • 踏み台昇降
  • 自転車(ペダルこぎ)

といった運動は比較的やりやすいでしょう。
水泳は、近くにプールが無いとできませんが、大抵は市民プールがありますので、こうした施設を利用するといいでしょう。

踏み台昇降とは、少し高い台に上がったり降りたりすることを繰り返す簡単なエクササイズです。雑誌を数冊置いて、その上を昇降するだけでもできてしまいます。

こうした有酸素運動系は、比較的、誰でも行いやすいものです。もっとも普段、全く運動していないと苦痛を感じるかもしれません。

しかし有酸素運動が苦痛というのは、それだけ身体が鈍っている証拠です。脳も硬くなっている証にもなります。

有酸素運動は、全身に酸素を巡らせ健康体にもします。同時に脳にも豊富な酸素が巡り、運動をした後には気分も爽快になります

ストレッチ系

また有酸素運動ではありませんが、

・ヨガ
・自力整体
・ゆる体操
・骨ストレッチ

といったストレッチ系もおすすめです。ストレッチは有酸素運動ではありませんが、地味な身体動作に見えても、これが血行をよくし身体の柔軟性を高めて、脳力をアップさせます。

体の硬い人は、ストレッチ系を始めたときはかえって苦痛しかありません。しかし継続し、次第に身体が柔軟になってくると、だんだんと快感となり、の頭脳明晰な感じが得られてきます。

ストレッチは、血流もさることながら、一種の気功的な効果があって、心身が壮快になります。気の巡りがよくなりますので、頭がシャキーンとした感じになります。

理想をいえば、有酸素運動をストレッチ系の両方を取り入れたほうはバランスもよくなりますが、どちらか一方は行うことがおすすめです。

そして、このように運動を継続していきますと、結果的に記憶力はアップしていきますね。こうした頭脳が良い状態になった上で、記憶術を使うと、さらに短時間で勉強もできるようになりますよ。また各種の脳トレも活かすことができるようになります。

ぜひぜひ、試しみて下さいね。