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この記事では「連想力」の高め方とトレーニング方法をご紹介します。読むだけでなく、実際にこのページ内で練習することもできますので、ぜひ試してみてください。
連想力~記憶術で基本となる能力
連想力。
文字通り「連想していく能力」をいいます。脳内にイメージ・映像を描いていくことですね。簡単にいえば「想像力」です。
ある言葉を聞いて、頭の中にイメージや映像を思い描いていくことですね。で、記憶術では、この連想力(想像力)によって、できるだけ多くのイメージが思い浮かぶのが望ましかったりします。
で、連想とは、思いつくままに想像(イメージ)していくことになります。
連想力は記憶術の基礎能力
この連想の能力は、頭の中に映像やイメージを描くことが得意な人は、わりと簡単にできます。映像やイメージを思い描くことができる人なら、どんどん想像していくことがしやすいでしょう。
で、記憶術は、脳内に映像やイメージを描く能力を使った記憶のテクニックです。ですので、脳内にイメージを描くことが得意な人は、イメージ型の記憶術を使いやすいところがあります。
連想力は3つの基本スキルの一つ
ところで、記憶術は効率よく覚える暗記の技術です。多くのことを短時間で暗記するテクニックが「記憶術」になりますが、この記憶術は、「3つの基本スキル」から成り立っています。
それは
この3つです。
「連想力」は記憶術の基本にもなる重要なスキルであり能力になります。記憶術は、いわば連想力(想像力)を培うことに力も入れているといっても過言ではないほどなんですね。それくらい大切な基礎能力、スキルになります。
イメージ記憶法こそ連想力を使った基本記憶術
「イメージ連結法」といわれる記憶方法は、まさにこの「連想力(想像力)」を使った覚え方になります。
で、記憶術は「イメージ連結法」といっても過言ではありません。こちらで紹介している33種類の記憶術は、ほぼすべてが「イメージ連結法」につらなる記憶術になります。
連想力が記憶術に必要な理由
で、記憶術で連想力が必要なのは、覚えたいことをを瞬間的に連想(想像)して、イメージ化して覚えることができるようになるからです。
たとえば連続して、学校、机、エンピツ、ノート、消しゴム、黒板・・・と言われたとき、これらを素早くイメージ化します。で、連結力を使って、これらをイメージでつなげて覚えていきます。
これが記憶術なんですが、記憶術とは、イメージする力(連想力)とイメージで結びつける力(結合力)の2つが大事で、要になることがおわかりいただけるかと思います。
連想力があれば素早く記憶ができる
連想力がありますと、また連想する力が高ければ、素早く暗記することも可能になってきます。で、スピーディーに覚えることができるようになると、
- 授業や講義中に、その場で覚えることができるようになる
- 暗記学習の効率やスピードがアップする
- 普段の会話において、大事なポイントを覚えることができるようになる
このようなメリットが得られます。
実際は記憶術を使っているのですが、周囲からは「記憶力が良い」というように思われるようになります。あなた自身の評価の高さにもつながってきます。
連想力こそ記憶力を高めるコツ
学生なら本業である学業の成績がアップするようになります。ビジネスマンなら仕事ができる有能な人物に見られるようになります。
実際、教育家の吉永賢一さんは、この連想力を極めた「イメージ連結法」という記憶術を高校生のときに考案し、東大理Ⅲ(日本の大学における最高学部)に合格しています。また記憶力のギネス記録者になったり、IQ130以上の人だけが入会できる「メンサ」の会員になっています。
吉永賢一氏の経歴は驚き!偏差値93&東大理Ⅲ!メンサ会員&ギネス記録
イメージ連結法記憶術~誰でもイメージで覚えられる究極の記憶法
「記憶が得意になる」ためには、「連想力」が必要になり、記憶術では要となる能力になります。で、連想力が高ければ高いほど、記憶術を素速くかつ効率よく使うことができるようになります。
連想力を高める4つの方法

しかし中には、連想していくことが苦手な方や不得意な方もいるかもしれませんよね。また、記憶術が優れたテクニックであるとわかっても、習得する途中で行き詰まってしまう方もいるかもしれません。
ちなみに「連想」といっても、無闇やたらに想像を広げていくのはないんですね。やはり「連想のやり方」があります。ここでは、その「連想のテクニック」をご紹介いたします。で、連想の方法とは
- 分類連想(似た物を連想)
- 属性連想(似た性質を連想)
- 分解連想(要素に分解)
- 経験連想
という4つの事を踏まえて行っていくことになります。以下に、この4つのやり方を詳しく説明いたしましょう。
①分類連想

分類連想とは、「似た物」「同じ仲間」から連想を広げていくやり方です。見た目が同一・似た物の「カテゴリー」ということもできますね。
たとえば「学校」の場合、「建物」という分類連想(似たようなもの)の視点から連想をしていきます。すると、図書館、マンション、アパート、デパート、お店・・・といったように、いくつかの建物を連想していくことができます。
分類連想とは、似たようなものの「カテゴリー」ということになります。
分類連想を踏まえることで、連想がしやすくなり、連想力が高まり身につくようになります。
②属性連想

次に「属性連想」ですが、これは「質」や「状態」が似ているものを想像していくことをいいます。「似た性質・同じ特徴」を手掛かりにして連想を広げていくやり方ともいえます。
たとえばここでも「学校」を例に挙げると、「学校」では勉強をしますよね。「勉強」は「学校」の属性になります。
で、この「勉強」という属性から連想すると、机、鉛筆、ノート、学生、教室、塾、合格御守り、志望校・・・といったような連想ができます。
これらは「学校」の「性質」が「勉強・学び」であり、この「勉強・学び」という属性を切り口にして似た性質のものの連想を広げていきます。想像をたくましくさせて、いろんなことを思い描いていきます。
「勉強」という属性は切り口の一つです。他にも「友人・仲間」とか「部活」「競争」といった切り口から、「属性連想」となるキーワードを想像することができます。
③分解連想

次の「分解連想」とは、一つの対象を「要素化・細分化」していく連想の仕方をいいます。しかもその分解した要素において「分類連想」と「属性連想」を交えて自由自在に連想を広げていきます。
まさに「分解」するやり方です。対象を分解し、さらにその分解したものに、先ほどの「分類連想(似た物)」「属性連想(似た性質)」といった切り口で連想を広げていきます。
たとえば、ここでも「学校」を事例として取り上げてみます。「学校」を分解すると「校舎にある時計」が思いつきました。「校舎にある時計」をキーワードにして「分解連想」をしてみます。
まず「分類連想」で似た物を連想します。たとえば、校舎にある時計、腕時計、目覚まし時計、懐中時計、ストップウォッチ・・・といった具合ですね。このように「分類連想(似た物を連想)」していきます。
あるいは「属性連想」を切り口にして似た状態や質から連想してみます。「学校」を分解すると「校舎にある時計」になります。
この「校舎にある時計」から「属性連想」をすると「時計のチャイムの音がする」というのが思いつきました。この「音」を手掛かりに「属性連想」をすると、時計のチャイム、ベル、木琴、笛、トランペット、シンセサイザー、スピーカー、CD・・・といったように展開していくことができます。
以上のように「分解連想」をしていきます。「分類連想」と「属性連想」を含みますので、連想力を発揮する場合、「分解連想」がもっとも使われるようになると思います。
④経験連想

最後の「経験連想」は、対象に関して自分が体験や経験したことを切り口にして連想を広げていくやり方になります。また経験連想でも、分類連想、属性連想を絡めて連想を広げていきます。
たとえば「学校」の場合、「授業が眠かった」という体験連想したら、「眠い」ということから連想を広げていきます。属性連想(状態や質に関する連想)で想像を広げていくと、眠い、睡眠、昼寝、熟睡、いびき、よだれ、枕、シーツ、ふとん・・・といったように展開していくことができると思います。
ただし「属性連想」からの連想は、関連性が乏しくなったり、抽象性が高くなるおそれがあります。できるだけ、記憶する対象物との関連性があって、具体性をともなった「経験化」がコツになりますね。
4つの方法で連想力がアップ

このように、連想は、
・分類連想
・属性連想
・分解連想
・経験連想
といった4つの切り口(視点、キーワード)から展開していきます。これがスムースにできるようになると、連想力は高まっていくようになります。
実践してみよう|分類・属性・分解・経験連想トレーニング
頭で理解するだけでなく、実際に手を動かしてみましょう。以下のツールで、今学んだ4つの視点を使って連想する練習ができます。
連想力を鍛える4つのトレーニング

「分類連想」「属性連想」「分解連想」「経験連想」という4つの切り口がわかっても、実際にスラスラと連想できるようになるには、ある程度の練習が必要になります。
そこでここでは、記憶術で使う連想力を鍛えるための具体的なトレーニング方法をご紹介します。
- 制限時間連想トレーニング
- しりとり式連想トレーニング
- お題変換トレーニング
- 瞬間イメージ化トレーニング
①制限時間連想トレーニング

最初に「制限時間連想トレーニング」です。やり方はシンプルです。何か一つの言葉を決めて、1分間で、できるだけ多くの言葉を連想して書き出していくトレーニングです。
たとえば「りんご」という言葉なら、赤、丸い、甘い、青森、木、皮、種、ジュース、パイ、白雪姫・・・というように、思いつく限り書いていきます。
このとき、先ほどの「分類連想」「属性連想」「分解連想」「経験連想」の4つの視点を意識しながら書き出すと、連想の幅がグッと広がります。
制限時間を設けることで、頭の中で瞬間的にイメージを引き出す「反射的な連想力」が鍛えられます。この瞬間的にイメージを思いつく力は、まさに記憶術で求められる能力そのものなんですね。
②しりとり式連想トレーニング

「しりとり式連想トレーニング」とは、一つ前に連想した言葉から、また次の言葉を連想していくトレーニングです。
たとえば「学校」→「机」→「木」→「森」→「熊」・・・というように、前の言葉をきっかけにして、ひらめくものを次々と連想をしながらつなげていきます。
このトレーニングは、イメージ型記憶術を実際に使用する際に役立ちます。連想が途切れず続けられるようになると、記憶術を使って「複数の情報」を連結して覚えることが格段にしやすくなります。
③お題変換トレーニング

「お題変換トレーニング」とは、覚えにくい抽象的な言葉や専門用語を、あえてお題にして連想するトレーニングです。
たとえば「需要」「均衡」「概念」といった抽象語を一つ選び、「分類連想(似た物)」「属性連想(似た性質)」「分解連想(要素)」「経験連想」のいずれかの視点を使って、具体的でイメージしやすい言葉に変換していきます。
一例になりますが、
「需要」⇒魚を購入(受容)、襦袢(需要のダジャレ:経験分類)、
「均衡」⇒平均台、体操の選手(平均台)、天秤、サーカスの綱渡り(バランスを取って綱渡り)
「概念」⇒生真面目なカントの顔(哲学は概念:経験分類)、外国人ねん(ダジャレ:経験分類)
ダジャレも含みますが、自由自在に想像をふくらませて連想を広げていきます。
抽象的な言葉ほど、記憶術ではイメージ化が難しくなります。といいますか、記憶術では抽象的なことや覚えにくいことを「変換」できる能力が、最終的には超重要になってまいります。
ですので、日頃から変換のトレーニングをしておくと、実際の暗記のときに変換力・連想力の両方が鍛えられます。
④瞬間イメージ化トレーニング

「瞬間イメージ化トレーニング」とは、身の回りにある物を一つ見て、その場で瞬時にイメージを思い浮かべるトレーニングです。
電車の中吊り広告や、街中の看板、テレビに映る単語など、目に入ったものを片っ端から瞬間的にイメージ化していきます。
このトレーニングを続けると、記憶術を使う際の「イメージが浮かぶまでの時間」が短くなり、暗記のスピードそのものが上がっていきます。
トレーニングを続けるコツ
いずれのトレーニングも、毎日数分でも構いません。連想力は、一夜漬けで身につく能力ではなく、日々の積み重ねによってつ育っていく性質があります。トレーニングし続けることで、想像力、イメージ力は鍛えられます。
しかも、このトレーニングは、斬新なアイディアを生み出す、突飛な発想、多角的な視点を物事をとらえることができるなどのメリットも出てきます。
いわば柔軟な発想をうながすのが、これら4つの連想力を鍛えるトレーニングだったりします。
しかも記憶術では大変役に立ちます。記憶術を本格的に使いこなしたい方は、こうした短時間トレーニングを習慣にしてみてください。
実践してみよう|連想力を鍛える4つのトレーニング
ここまでご紹介した4つのトレーニングを、実際にこのページ上で体験できます。制限時間やお題はツールが自動で用意しますので、そのまま練習してみてください。
連想力は記憶術の基本
連想力は、記憶術を使う上で基本となる能力です。大事な能力。
たとえば「鈴なり式記憶術」というのがありますが、この方法は「連想力」でひたすらつなげていくテクニックです。
記憶術を使いこなすためには、連想力のアップは必須になってまいります。ですので、まずは「連想力」を高めることが必要になります。
最近では、連想力を育むことも取り入れた「吉永式記憶術」も登場しています。吉永式記憶術では、記憶術の習得と、連想力をつちかう「知力アップ」のプログラムもあり、大変優れた記憶術講座となっています。
こちらでくわしいレビューをしています。興味のある方はお読みになってください。
吉永式記憶術(吉永式記憶学)を徹底解明!~やり方・ネタバレ・受講料・LINE登録などをレビュー
連想力は、想像力やイメージ力を瞬間的に作り出す能力にもなってきます。記憶術の習得においては大切な基本能力となります。記憶術における知られざる必須の能力だったりしますね。

