記憶術

記憶術は記憶する技術・テクニック

記憶術物事を暗記する際、高速に記憶ができる「記憶の技術・テクニック」のことをいいます。

 

物事を記憶する際、反復・繰り返しをして覚える方法が一般的です。
しかしこうした反復学習で暗記する方法のほかに、記憶術といった技術を使って覚える方法があります。

 

記憶術は決して怪しい方法ではなく、2500年の歴史があります。古代ギリシア時代に開発され、ローマ時代での弁論術における原稿の暗記、中世の教会での宗教的事象の暗記といった世界で使用され、ルネサンスにおいて一般大衆にも成功術の一つとして記憶術が普及していきます。

 

記憶術は、物事をイメージや音韻、図形等に変換して記憶を効果的かる効率的に行う記憶のスキルになります。ただ漠然と、この技術を使っても効果はなく、記憶術を使いこなすためには、それなりのコツや秘訣があります。

 

記憶術は、運動やスポーツのような技術要素の多いスキルになります。
そのため、一度、記憶術を身に付けることができたなら、中学生や高校生なら学校の受験に活かせますし、大学生ですと就職の試験に活用できます。また社会人になりますと、資格の試験、昇進試験、公務員試験といった各種の試験勉強に活かすことができます。

 

さらには、会った人の名前や生年月日などの個人情報を暗記するとか、会議でのポイントをその場で記憶するなど、記憶術を活用できるシーンは多岐にわたります。

 

記憶術は、習得のスピードは、資質等、人によっても違いがありますが、マスターできるとこの上なく重宝することが多くなります。そこで、このHPでは記憶術の歴史、方法、コツ、活用シーンなど多くの情報を発信しております。

 

 

世界記憶力選手権にみられる記憶術による暗記はすごい

ところで一般的に出回っている記憶術は、反復練習の延長のようなものもあったりします。
しかしながら、正真正銘の記憶術や工夫や改良を凝らした記憶術を使うと、それこそ膨大な量の記憶が可能になり、しかもスピーディに記憶することができるようになります。その証拠は、「世界記憶力選手権」によく出ています。

 

「世界記憶力選手権」という記憶力の世界一を決める大会があります。毎年、ロンドンなどで開催されています。屈強の記憶力を競い合う大会なのですが、選手達は、全員、独創的な記憶術を使っています。
ちなみに日本でも奈良県大和郡山市「記憶力大会」が行われています。

 

こうした記憶力大会になりますと、選手各人が工夫を凝らした記憶術を使って、驚異的な暗記を繰り広げています。その記憶術のすごさは、こちらの動画をご覧になるとわかると思います。

 

 

ご覧の通りです。
記憶術の世界がよく語られています。
世界的な記憶術の大会で優勝した「記憶チャンピオン」になりますと、その脳は 普通の人の脳との間に違いもあるといいます。「空間記憶」と「ナビゲーション」に関わる脳の領域に違いがあるといいます。
これは記憶術を使うことで発達した脳の領域なのでしょう。

 

この脳力と記憶の技術によって、3度世界チャンピオンになった人は、机の上のカードが36組(1872枚のトランプ)を「1時間」で暗記し、4140個のランダムな2進数を30分で憶えてしまうといいます。
トレーニングをすれば、ここまで記憶力を伸ばすことができます。
これが記憶術です。

 

憶えたことを巧く繰り返して反復再生して記憶の定着を図る方法は昔からあって、これはこれで有効です。
ですが、反復再生の方法は記憶術とは言えず、暗記の補助的なテクニックともいえます。
記憶術は、もっとシステマティックであり、まさに「記憶する技術」になります。

 

◎受験や資格試験におすすめの記憶術はこちら
 1.ユダヤ式記憶術
 2.東大記憶法
 3.論文試験記憶術

 

 

記憶術を使えば暗記力をアップできる

記憶術は大学や高校の受験勉強から各種の資格試験に役立つ記憶のテクニックです。記憶術が受験や資格試験に大いに役立つことは本当です。しかし記憶術と聞いて最初からその効果を信じられる人は少ないでしょう。

 

おそらくあなたは、「本当?」「怪しいなあ」「記憶が得意になるそんな魔法の方法があるわけがない」と疑って思うでしょう。特に初めて「記憶術」ということを聞いたとき、ほぼ全員が疑いの目で見るでしょう。最初から信用できず疑念を抱くのは当然です。むしろ疑うことは警戒心が正しく作動している正常な反応といえるでしょう。

 

ですが短期間で数多くのことを暗記できるとする記憶術の効能は本当です。記憶する技術は実際にあります。そして記憶術はリアルに効果があります。

 

記憶術の宣伝は少々大袈裟になっているかもしれませんが、記憶術のトレーニングを積んだ人であるなら、100個位のキーワードや言葉、概念の暗記を1時間もかけずに10数分で、しかも一回暗記すれば長期記憶させることは可能でしょう。

 

記憶術に習熟し集中力も持続できれば、もっと短時間で暗記することも可能です。記憶術とは、短時間で大量の事柄を暗記できるリアルなテクニックです。

 

ただし個人差はあります。記憶術は暗記する技術でありテクニックですので、個人差が出てくるのは仕方ありません。また記憶そのものは短時間でできますが、記憶術で憶えるための事前準備が必要になり、この作業に多少時間はかかります。

 

しかし普通に勉強して暗記するよりも、トータルで時間は短縮されます。しかも長期記憶が可能なことは大変なメリットです。記憶術のスキルを習得すれば通常の暗記と比較すれば高速かつ大量の記憶ができることは真実です。記憶術は暗記力をアップさせることのできる記憶の技術です。

 

記憶術はイメージ・音韻・体感を使ったテクニックでありノウハウ

記憶術に関する具体的なテクニックやノウハウは、このサイトでも解説しています。記憶術は主に

 

1.イメージによる想像力(視覚)
2.音韻による語呂合わせ(聴覚)
3.体感による感覚記憶(触覚)

 

といった五感を利用したものが多くなります。
中でもイメージを使った右脳的なビジュアライズ式の記憶術が最も多くなります。このことは記「憶術のテクニック」というカテゴリでも詳しく解説してあります。記憶術は想像力を工夫しして応用することで暗記効果をアップさせる記憶の技術ともいえます。

 

記憶術を学ぶ際に間違ってはならないことは、記憶術は大脳そのものが変化し記憶力がアップする魔法の方法ではないということです。スポーツの筋トレのように生理的に変容を起こして器質的な能力拡大を目指す方法ではありません。どこまでも記憶する技術を磨いて習得していく方法になります。

 

もっとも近年では、脳トレをふんだんに取り入れて、記憶力そのものを高める方法を併用する記憶術も出てきています。
脳トレは頭の回転を速くしたり、理解力をアップさせたり、あるいは想像力やイメージ力をアップさせる訓練になります。この手のノウハウはたくさん出ていますね。こういった脳トレを組み込んだ新しい記憶術が最近は出ています。

 

また最新の心理学でもあるNLPのサブモダリティに注目し、得意の感覚器官を通して暗記効率を高めるNLP的な手法を記憶術に応用した方法も開発されています。

 

さらにはパソコンやインターネットといった現代的なツールを上手に使いながら、記憶の効率を高める新しい記憶術も出ています。

 

そして、記憶術の特性を踏まえた上で、講義として丁寧かつステップアップしながら記憶術のノウハウを教え込む寺子屋式の講座もあったりして、記憶術を習得しやすい時代にもなってきています(この方法)。当サイトでもこの手の新しいノウハウには注目もしています。

 

2500年の歴史がある記憶術

このように現代での記憶術は脳トレや各種のノウハウを組み合わせて、より暗記の効果を高める工夫が施されてきています。

 

しかし記憶術の原理や原則そのものは昔からあり、今から役2500年前に起源を遡ります。上記でも少し書きましたが、記憶術の元祖は古代ギリシアの時代に遡ることができます。詳しいことはこちらで説明しています

 

記憶術の歴史を顧みると、紀元前500年頃ギリシア時代でシモニデスという人物によって記憶術を使われたことが記録として残っています。

 

シモニデスの方法はシンプルで、記憶術のひな形でもあったようです。暗記すべき物事を、会場にあるそれぞれの物に関連付けて、あらかじめ憶えておく場所法と言われる方法の元祖でした。

 

2500年の歴史がある記憶術ですが、実のところ記憶術は古代ギリシア時代の方法がアルファでありオメガかもしれません。現代記憶術も2500年前の方法が原型となっています。

 

当サイト(記憶術大辞典〜記憶術の全てが分かる)では、この記憶術の世界やメカニズム、または方法についてご説明いたします。管理人の私自身、記憶術を使うことで大学の受験から各種の資格試験、また仕事で大変重宝しております。実際に記憶術の恩恵を受けている一人ですので、自らの体験からも記憶術は「本当」「使える」と断言できます。

 

あなたもぜひ記憶術をマスターしていただいて、学校の試験、中学・高校・大学の受験、そして社会人の方であるなら資格試験や仕事に活かして実り多いい人生を謳歌していただきたいと思います。